むらやまの食材おいしく作って食べてみよっ!

須貝さんのだし

だし
材料
須貝文子さん

作り方を教えてくださったのは…
山形市在住 須貝文子さん

 山形の暑い夏の郷土料理といえば「だし」。きゅうりやなすなど、たっぷりの夏野菜を細かく刻み混ぜるだけの簡単スピード料理ですが、地域や家庭によって中身の具材に特徴があります。なかでも、なっとう昆布(昆布を細かく刻んだもの)を使うかどうかについては、大変なこだわりがあります。夏バテ気味の人や野菜嫌いの子供でも、たくさんの野菜を手軽においしく食べられます。ご飯が進むこと間違いなし!
 須貝さんのだしは、自らの畑で採れた新鮮な野菜のみを使用しています。だしの定番「なす」は、色が悪くなるので使いません。きゅうりの切り方が少し変わっていて、おかのりや豆腐が入っています。特製出汁で味を調節し、あっという間に出来上がりです。

[材料](5人分)

  • きゅうり/5本
  • 青しそ/5枚
  • おかのり/5枚
  • みょうが/3個
  • 豆腐/1丁
  • なっとう昆布/9g
  • 特製出汁/大さじ7

*おかのりがない場合は、なくてもかまいません。

[特製出汁の作り方]

  • 白醤油/180t
  • 薄口醤油/180t
  • みりん/60t
  • 砂糖/20g
  • 削り節/10g

調味料をすべて合わせ、火にかけます。一煮立ちしたら火を止めて冷まし、漉しておきます。 ※この分量で、大体レシピの4倍の量ができます。多めに作って冷蔵庫で保存しておくと、いつでも何にでも使えるので便利です。

作り方

1

作り方1

なっとう昆布は軽く二度洗ってから、昆布が浸るくらいの水に浸しておきます。豆腐は、1.5cm四方でサイコロカットし水を切っておきます。

2

作り方2

きゅうりは野菜カッターで細長くカットします。おかのり・青しそ・みょうがはみじん切りにします。

3

作り方3

カットした野菜、水で戻したなっとう昆布、特製出汁を合わせて混ぜます。なっとう昆布の粘りを出しながら、特製出汁で味を調節していきます。

4

作り方4

最後に豆腐を加え、しっかりと混ぜ合わせます。その後、豆腐を潜らせて10分くらいそのまま置いて、味を染み込ませれば完成です。

須貝さんからワンポイントアドバイス

さくら

野菜カッターを使うことで調理時間を大幅に短縮、きゅうりは細長い形にカットすることで味がしみ込みやすくなるよ!

ワンポイントアドバイス

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